実家の片付けはコツが必要!無理な説得から喧嘩にならないように進めるには?

モノを溜め込んでしまった実家の片づけは大変…。

年老いた両親は足腰が悪くなって、思うように体が動かなっている場合もありますよね。

「捨てよう!」「モノを減らそう!」と持ち掛けてみてもいい返事は返ってこないもの。

いくつになっても子供は子供だから、そんな子供に年寄り扱いされるのも、プライドが許さない!そんな気持ちもありますよね〜。

モノが少なかった時代を過ごして来た親世代にとって、モノはとても価値のあるものです。

それを易々と捨てることなど、到底受け入れることができません。

でも、今のままでは生活が困難になって支障をきたすこと、間違いない状況 😕 

では、どんな風に実家の片づけをしていくのがいいのでしょうか?

実家を片付けたい!3つのポイント

いくつかポイントがあるので、まずはこのポイントを押さえてくださいね!

①いきなり「使っていないから捨てよう」から入らない

上記でもあげましたが、モノが少なかった時代を苦労してきた親世代は、モノに対してそれ以上の価値を抱いています。

お金を稼げるようになって、手に入れた物たちにはとても愛着もあります。

だから、子供から見れば使っていない古いモノでも親にとっては大切なモノであるんです。

なのでいきなり「捨てよう!」という投げかけはしない!

もう2度としない!という、片づけに対して拒否反応を起こしてしまったら終わりです 😕

②自分の感覚で見た目にこだわった収納にしない

片づけ≠収納

ということを頭に入れておくことは大切です。

特に、実家の片づけ、親の持ち物を片づける時には見た目にこだわった収納にする必要はありません。

とにかく、重視するべき点は安全であること。

もしも、足腰が弱くなっているのであればつまづいて転んだりすることのないように、配置をしてあげる。

収納棚の、上の方まで使って収納すると届きません。

椅子や踏み台の上に登って、取ろうとすれば転落の危険があります。

それよりも、 安全に取れる場所に置いてあげること。  これが親の家の片づけで大切な点です。

③置く場所を変えすぎない

普段から置いている薬やその他の日用品など、片づけたからといって置く場所を大きく変更はしない方が良いです。

また、家具などのレイアウトも大きく変更すると、これまでの暮らしとの違和感で落ち着きません。

年を取ると、目新しい変化より安心して暮らせる方がずっと心地よいのです。

こんな点を✔︎チェックしよう

チェックポイント
□つまずかない
□掃除がしやすい
□探し物なし
□つかまりやすい
□眼鏡や補聴器が手元にある
□薬が飲みやすい
□トイレに行きやすい
□ストックがすぐに分かる
□モノが出しやすい
□モノがしまいやすい

子供世代の片づけと決定的な違いは、見た目にこだわった収納や、大きく変化した収納にする必要なない!ということです。

親の体の変化に寄り添う

家

私たちが子供の頃の親の姿とは違います。

昔はなんでもこなしていた両親が、とても小さく見えてしまうもの。

足や腰が悪くなってるだけではありません。

親の体の変化に、子供が理解を示してあげることは、精神的な安定にもつながります。

特に、老化現象の一つとして視野が狭くなってきます。

私たちに見えている世界が、視野が狭まり親世代には見えていないという状態です。

まずは、この現実を受け入れてあげること。

白内障のせいで、視野が狭くなったり、ゴミがよく見えていなかったり…

片づけられない原因が、このような場合があるということを理解して置くだけでも対応は変わってきます。

親の家の片づけをうまく進める方法

祖父と孫が歩く

では、親に拒まれないように上手く片づけるように持っていくにはどうしたらいいのでしょうか?

身近にあった具体例を挙げてみる

自分の職場の人の体験や、ご近所さんの体験などを踏まえるとより身近に感じます。

共感してもらえる話があれば、ぜひ話題にしてみると良いでしょう〜!

災害のための備え

近年増えている自然災害。

モノが多いせいで、逃げきれない事例も少なくはありません。

特に、地震はまった無しにやってきます。

地震が起きても、危なくないようにすぐに逃げることができるようにしておく必要を優しく話すと良いです。

つまづいて転んだら、お世話が大変…という言い方はしません。

「お母さんや、お父さんがこの後の人生を楽しむことができなくなっちゃうよ〜」というように、 相手の立場に立ってあげること です。

実家の片付けを始める場所

バスルーム

では、どこから片づけをするのがいいでしょうか?

 
東京消防庁でデータによれば、高齢者の事故の65%は家庭内で起こっています。
救急出動の要請で一番多いのは、転ぶ事故で81%にもなっています。

ちょっとした段差、ラグの端っこですら転倒の危険があるのです。

風呂、脱衣所

お風呂や脱衣所が狭い空間です。

散らかっていることで、着替えが億劫になったり、片足立ちでふらつき、転んでしまうこともあります。

洗面所に置いてあるものが、地震などで落下してケガをすることも考えられます。

ここを片付けるのは、安全を確保するためです。

それに、リビングなどの場所よりもモノが少なく、カテゴリも限られているので整理しやすい場所です。

寝室とトイレの動線

高齢になると、夜中に何度もトイレに起きます。

その度に、狭く危険な廊下を行ったり来たりするのはとても危ないですよね。

薄暗くても、安全に歩けるように廊下には何も置かないようにするべきです。

足元を照らす、コンセント式のライトを取り付けてあげるのもオススメです!

まとめ

高齢になった親の家を片づけるときは、絶対に頭ごなしに「捨てる」とは言わないようにしましょう!

生きているうちに、少しずつ整理していくのが残された家族にとってはありがたいことです。

しかし、モノに価値を感じている親世代には難しいこともある事を頭に入れておきましょう〜。

大切なポイント

・寄り添ってあげること
・親の体の変化にも、柔軟に対応してあげること

まずは、親のことをよく知ることも必要ですね!

そして、片づけを持ちかけるときは防災意識を取り入れて安全を確保することが第一だよ!という意識で優しく接しましょう〜!

tomomi

tomomi
なんとなく漠然とした日々に不安や不満を抱えていたあの頃。本当に自分がしたいことが明確になっていなくて不安を抱えながら時間を切り売りして働いていました。

あることをきっかけにシンプルな暮らしへと移行し、モノや自分と向き合い少しずつ暮らしを整えて、今では心もシンプルに豊かさを循環しながら私らしく暮らしています。

暮らしを整えながら、たくさんの学びをしたことで本当の人生の目的を思い出したようでした。

自分の人生に責任を持ってどう進んでいくか?

今は幸せを受け取れる体質へと改善をするプログラムを運営し、願望を達成するためのサポートをしています。

現実を変えるためには、自分のあり方を変えることです。
大切なことに気がついた時に、現実は大きく望む方にシフトしていきます。

ここまでにどのように辿り着いたかは、私のプロフィールをご覧くださいね!

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