家の中のモノは4つのカテゴリに分けられる
整理収納アドバイザーの2級のテキストの中にありますが、家の中のモノは4つのカテゴリに分類されます。
下記の図のように分けられます。
自分の家の中にあるモノが、どこに当てはまるか?
そして、どのくらいの割合で所有しているか?を考えてみて欲しいのです。
この4つのカテゴリについて、詳しく説明します。
アクティブ
アクティブなモノというと、その名前の通りで 頻繁によく使っているモノ になります。
暮らしにとって必要なモノで、本来モノが持つべき本質を発揮している状態になります。
日常的によく使っているモノなので、きっと出し入れもしやすい場所に収納されているのではないでしょうか。
スタンバイ
スタンバイに当てはまるモノというと、毎日使うほどではないけれど使いたい時にすぐに使える状態に待機しているモノです。
月に一度のモノもあれば、半年に一度など…これは人それぞれ。
他にも季節のモノ(クリスマスやお雛様、アウトドア用品など)、冠婚葬祭のアイテム。
子供の洋服でもお下がりに残している服はスタンバイの状態ですね。
使うかどうか分からない未来ではなく、「確実に使う予定のあるモノがスタンバイしている」ということです。
また洋服などでも「着たい!」と思った時に探し回ることなく、すぐに見つけられるモノです。
プロパティ
プロパティは、忘れられているモノやただ持っているだけの状態のモノ。
引き出しを開けた時に、奥の方に何年もひっそりと置いてあったモノや、使うこともなくただただそこにあっただけのモノです。
よく片付けをしていて、「こんなモノ持っていたんだ〜」なんていう声を聞くことがありますが…
まさにこれですね!
我が家の場合は、存在は忘れていませんが今のところ出番がなく、ただ保管されているモノたちです。
ここ数年使っていないモノですが、まだ手放せる段階ではないモノで今後も見直し対象のモノたちです。
スクラップ
スクラップは、壊れているモノやモノとしての機能を失っている状態です。
処分を待っているモノです。
不要なモノを手放すための考え方
普段は自分が主体となってしましますが、自分自身がモノの気持ちになってみると結構手放しやすくなってきます。
ぜひ「モノの気持ちになって考えてみる」を、やってみて欲しいのです。
- アクティブ「毎日のように使ってもらえて嬉しい〜〜^^」
- スタンバイ「たまにだけど、出番があると嬉しい〜^^」
- プロパティ「忘れられていて悲しいな…」
- スクラップ「いつまで壊れたままでここにいなきゃいけないのかな…」
恋愛に例えてみる
では、これを恋愛に例えてみます。
- なかなか会ってもらえず、放置されている
- 雑に扱われている
- もういい加減離して欲しいのに、執着で離してくれない
こんな風な状態だったらどうですか?
とてもじゃないけど、もういい加減手放して自由の身にして欲しい!!って思いますよね。
人とモノの関係ではあるけれど、そこに良い気は流れているでしょうか?
決していい関係とは言えません。
使っていないからと何でもかんでも捨てることを言っているわけではないです。
でも、使っていないモノにいつまでも執着で持ち続けていることで、実はお互いが苦しくなっているのです。
こんな風に考えてみると、決して不要なモノを手放すことは悪いことではない。
新しく生まれ変わるチャンスを与えてあげたらいい。
(我が家でもまだ完全ではないので、偉そうには言えませんが…)
まとめ
自分が大切にできるモノを持って、きちんと使い切ることで本来のモノとしての役割を果たせます。
もう モノとしての役割を終えているのであれば循環をさせて いきましょう〜〜^^
「大切に使い/手入れをする」ということ、これはたくさんのモノがあると行き届きません。
どれだけの愛情をかけてあげられるか?
どれだけモノとのいい関係を築けるか?
できるだけ良い関係のモノがたくさんある家で過ごしたいですよね♪
冒頭の4つのカテゴリが家の中にどのくらいの割合になっているか?ということを考えてみる事をオススメします!
- アクティブ
- スタンバイ
- プロパティ
- スクラップ
自分には不要だと思っているけれど、手放すことが進まない方にとってモノとの関係を考えるきっかけになれたら嬉しいです♪