自分らしく生きたいと思う人は多いはずですが、現実は周りに流されてしまったり、思うように上手くいかないことの方が多いのではないでしょうか?
シンプルに暮らすということは、ただ単に身の回りがスッキリして整ったインテリアの中で暮らすことだけではないと思うのです。
本当にシンプルに暮らす人は、自分らしく生きることができている人なのでは?
何か一つでも参考になるところがあれば嬉しいです。
①自分がしたいことを知っていること
「自分が何をしたいか」を知っていますか?
なんとなく毎日を過ごし、自分が何をしたいかはっきりとしていない時はモヤモヤとしたものを抱えていました。
もしも同じように漠然とした日々にモヤモヤがあるようなら、 「どんな風に生きたいか、そんな風に暮らしたいか」 を一度、明確にすることをおすすめします。
最初はすんなり思いが出てこないかもしれないし、はっきりとした答えを出すことができないかもしれません。
でも、繰り返し問いかけをして掘り下げていくことで、自分自身を知ることになります。
そして、目的を持って日々を過ごすことが大切です。
自分が本当にしたいことの目的が潜在意識に落とし込まれたときに、モチベーションを上げなくてもその目的に向かって行動をすることができるようになります。
外側の刺激でモチベーションを上げないとできないことは、心からしたいことではないしたくからです。
今やっていることが本当にしたいことがどうかは、そこに現れてくるのではないかと思います。
時の流れはだんだん早くなっていて、ボーッとしているとあっという間に一年は過ぎていきます。
焦る必要はありませんが、意図を持つか持たないかで今後の人生は大きく変わると私は思います。
何か大きなことでなくてもいいと思います。
今日は笑顔で過ごそう、机の上をキレイにしよう、職場の人に優しくしてみよう
- 「どんな自分になりたいか?」
- 「どんな自分でありたいか?」
目標とするゴールは遠くにあったとしても、日々の暮らしに何か小さな目標を持って過ごすことが大切となります。
したいことと同時に、自分がしたくないことを明確にしてできる限りそのことに時間を取られないように工夫することも必要な行動の一つです。
②自分を褒めること
「褒める」ということを外側に求めすぎていませんか?
家族に褒められたい、職場の人や友達に褒められたい。または、SNSで褒められたい。
確かに、褒めてもらうことはとても嬉しいことです。
他人に褒めてもらうことを求めていると、褒めてもらえない時は悲しくなってしまいますよね。
そうすると、褒められるために行動をする自分になってしまいます。
でも、本当に褒めるべきは自分自身。
誰かに褒めてもらえるから頑張るのではなく、自分で自分のことを褒めてあげる 。
それは、自分のことをちゃんと知ってあげること、大切にすることにつながります。
できていることを褒めるのではなく、できない時の自分にもちゃんと労いの言葉をかけてあげてみてください。
私たちは、意識していないとネガティブよりな思考になってしまいます。
どんな言葉を自分にかけてあげたいかを意識すると、自ずと自分を労うことができると思います。
これもまた、日々のトレーニングです!
③他人との比較をやめること
わたし自身も一番ここに苦しんでいました。
頭では分かっているけれど、ついつい他人との比較で自分のことを認めてあげられずにいました。
他人との比較は不幸への始まりです。
他人と比較をしていても、幸せは生まれません。
「比較するべきは他人より昨日の自分」なんて自分に言い聞かせてきました。
それも分かるのですが、それは言葉騙しのような感じがして、あまりしっくりこなかったのも事実です。
何かを競い、一時的に優位に立ったとしても、自分の上を見れば上はまだまだいます。
目の前に現れた人に対して「羨ましいな、すごいな〜」と感じた時には「自分がこうなりたいんだ!」「この先、自分がこんな風になるお知らせなんだ!」と思うようになりました。
だから、目の前に写し出されているんだな〜と考えるようになったことで、他人と比較して落ち込んでしまうことがなくなりました。
比較を続けることは、一生その罠から抜け出せずに、いつまで経っても満足感を味わえずに過ごすこと。
とても苦しい状態ですよね。
何かと比較して、その対象物よりも自分は幸せだな〜と思うのではなく、何よりも自分の基準を持って幸せかどうかを感じることが大切です。
幸せの度合いを測るものさしは、自分の外側にあるものではなく自分の内側に持つべき です。④直感を大切にすること
直感はとても大切なメッセージです。
でも、多くの場合は直感の後にダダダーと余計な思考がやってきて、大切なメッセージをかき消してしまいます。
やってみよう!行ってみよう!など、ピンときたその後に、できない言い訳やしない理由を思考でかき消してしまいます。
- お金がない
- 時間がない
- 遠い
- 大変そう etc…
これはとてももったいないことです。湧き上がった感覚や感情に素直に従ってみませんか?
まずは、直感の後にやってきた思考に注目してみてください。
一体、あなたはどんな思考の癖を持っているのでしょうか?
⑤ネガティブな面も受け入れること
人にはいろいろな面があって、ポジティブばかりではありません。
ポジティブシンキングでいることはとても素晴らしいことですが、ネガティブも大切なあなたの一部です。
ネネガティブなことがあったときに、すぐに切り替えられてポジティブになれるならそれは◎です。
でも、無理にポジティブになろうとして違和感があるときは無理にその方向に切り替えるべきではないと思います。
「クヨクヨしていても過去は変わらないから仕方ない」
確かにそうなのですが、仕方がないからで切り替えられたらそれほどの落ち込みではなかったんでしょう。
無理に明るくポジティブな思考に切り替えるのは、本当の自分と反対のことをしているので反発が出て切り替えが遅れる場合があります。
ちゃんと自分の中の「ネガティブさん」に気がついてあげること。気がついて、理解して受け入れてあげることです。そうすることで、ネガティブを手放していけることができるようになります。
「嫌だったな、悲しかったな」そんな自分を受け止めて、少しでも気分が良くなる思考を探してみると切り替えがスムーズに進みます。
またネガティブな気持ちから「望んでいないこと」が分かるので、しっかりと受け止めてあげてくださいね。
⑥休む時を知ること
「風の時代、ボーッとしていられない!」
みんな何かに向かって頑張っている気がする。なのに、自分はできていないのではないか。
そんな風に焦ってしまう気持ちは分かります。(これもまた比較の意識ですが…)
でも、いつも全力で頑張ると疲れてしまいます。
頑張る時も大切ですが、休む時も大切です。ちゃんと自分の中にオンとオフの切り替えを持っていてください。
何かひとつ頑張ったら、休息をしっかりと取ることです。しっかりと休んで休息をとってパワーを貯めて頑張ると良い結果が生まれます。
⑦「今」を大切に喜びを自分の中から作ること
「今」に存在するものに感謝し、その中に幸せや大切にしたいと思うことを見つけること。今が満足でなければ、不足感でいっぱいになって未来は満たされていないものになります。
もしかしたら今が苦しい状況なのかもしれません。でも、その中に喜びをどれだけ見出せるか?
何気ない日常の中に、たくさんの幸せが転がっています。それは、何かを得たから幸せなのではなく、もうすでに豊かさに包まれているはずです。
そこに気がつかずして、未来を幸せなものにするのはとても難しい。
「今」が幸せなら、変えられないはずの過去すらも変わってきます。
信じるか信じないかはそれぞれの自由ですが、自分が見たい世界は自分で作ることができるのです。
目の前の世界は、過去に自分が感じていたものが映し出されています。
現状に満足できないのであれば、未来を変えようと努力するのではなく「今」のあり方を変えなくては変りません。
「今」に感謝して幸せを見つけながら大切に生きていくと、未来はとても素晴らしいものになるしかないのです!
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
私が心に留めている「自分らしく生きるための7ヶ条」でした。
気がつけば、たくさんのブロックにがんじがらめだった自分です。でも、様々な重りを手放していくことでとても身軽になりました。
もちろん家の中もモノを減らして整えていますが、それだけでは自分らしく生きることはできなかったと思います。
たくさん自分と向き合って、いろいろな方の話を取り入れて自分なりに実践して行ったことで、本当に今は恵まれた環境にいるんだと思えています。
自分のあり方を変えることでいくらでも現実の世界は作り出すことができるのだと思えたので、以前のような未来への不安がありません。
不安がないということは、とてもシンプルに自分らしく生きていけるのだと思います。
何か一つでも実践して頂けたら、あなたらしく生きるために一つ近づくのではないかと思います。
tomomi