心が疲れてヘトヘトになっていませんか?
仕事に育児に家事に、毎日が目まぐるしく過ぎて行きます。
自分自身で「疲れたから今日は休もう!」って休息を取れる人はいいです。
だけど、疲れている事にすら気が付いていないのが一番危険です。
そんな自分を救ってあげると、もっと自分を大切にしてあげられることができるようになります。
心のSOSに気がつこう!
なかなか自分の心のSOSに気が付いていない人も多いはず…
でも、こんな言動に表れているんです。
当てはまるものはないかチェックしてみてください!
- 何かしている間でも他の事を考えている
- 無理してブームや常識に合わせて行動している
- 自分にダメ出しをすることが多い
- いつも緊張してイライラしている
- 自分のしたいことが「誰かに悪い」と思って遠慮してしまう
- 自分の発言や行動に自信がない
- 「これが本当の自分ではない」と焦っている
- ささいな事にイライラしてしまう
- 何をするにも面倒でやる気が起こらない
- いつも時間に追われている
- ラインやメールの返信がすぐにないと不安
ひとつでも当てはまるものがあると…
\ あなたの心は疲れている /
このチェックをして、あなたが自分の心の状態に気が付いてあげられたなら、解消する事ができますよ!
心が疲れる原因は?
心が疲れてしまう原因は3つあります。
- 「我慢」する毎日を送っているから
- 「感情」よりも「思考」を優先させているから
- 他人軸で生きているから
①「我慢」する毎日を送っている
ほんの些細な我慢でも、その積み重ねが心を疲れさせてしまいます。
毎日その我慢を続けることで、だんだんと我慢する事が当たり前になり慣れっこになってしまう のです。小さな「我慢」を溜め込まずに日頃から対処していたら、心のコップは溢れませんよね?
例えひとつのメモリが小さくても、毎日の積み重ねが心の疲れという水を増やしているのです。
ある日満タンになって溢れてしまった時には、あなたの心が切羽詰まった状態です。
②「感情」よりも「思考」を優先させている
自分の感情を優先せずに、社会の常識や規則など自分以外の情報を判断の基準にしているからです。
本当は疲れているからたくさん寝たいのに、「早寝早起きは健康にいいからしなくてはいけない」って思っているとします。
そういう思考優先の人が、朝寝坊すると「損をした」ような気持ちになって自分を責めてしまうのです。
自分の中の「もっとゆっくり眠りたい」という感情を無視してしまっているので、心は疲れてしまうのです。
③他人軸で生きているから
思考タイプで生きている人に多いのが、他人軸を「人生の基準」にして自分の行動を決定している人がいます。
親の望む学校に進学したりや就職をしたりするのが典型的なパターンと言えます。
他の誰かの気持ちを優先して気にしてばかりいると、自分の気持ちに蓋をして生きていく事になります
つまり、自分を受け入れることがなく自己肯定ができない状態になってしまいます。
自分の気持ちを押し殺して、誰かの望む人生を生きたいですか?心の疲れから解放されたい!
上記で挙げた心を疲れさせる3つの原因がわかったら、ではどうしたらヘトヘト状態から抜け出せるのでしょうか?
それは 「他者中心」の考え方ではなく「自分中心」の考え方で生きるという事 です。
自分の欲求はポジティブへの一歩
先ほどの「寝坊」を例に考えると…
・寝坊して損をしたと自分を責めてしまうのは思考優先の人。
・寝坊したけれど「ゆっくり眠れて気持ちが良かった!疲れが取れた」と感じれるのは感情が優先の人。
感情優先の人は、「眠りたかった」という欲求を優先できたので、「明日からまた頑張ろう!」という活力へと変わります。
こうやって幸せな気持ち、満足感が得られると人はポジティブに生きられるのですね ♪
「何もかも嫌だ!疲れた!全部投げ出したい!」と思ったら?
あなたの中の心のコップのメモリを増やしてしまう「したくないこと」「嫌なこと」を意識を向けてみる事です。
「○○はしたくない」という気持ちを自分自身で認識して「だからしない!」と決めるのです。
感情を受け入れて、「しないと決める」ことで自己肯定感が高まり、実行できた時に達成感が味わえます 。
価値観を変える
日常の「したくないな~」という自分の気持ちに気がついて、実際にやめてみるまでのステップ です。①「もったいない」と思うよりも「快適さ」を優先させる
今までしてきた小さな我慢の価値観を自分中心の価値観に変えることで「したくない」に気が付けます。
自分には合わないモノでも、もったいないからと捨てられずに我慢して使っていませんか?
我慢して不便に使うよりも快適に過ごせるモノに替えた方が、自己肯定は高まります。
②ストレスを解消するより溜め込まない
毎日満員電車に乗るのがストレスで、溜まったストレスを休日に発散するよりも、ストレスが溜まらないような状況を考えます。
満員電車に乗らなくていいように、自転車にする、自分の運転するなどの工夫するだけです。
③お金で解決できるものは解決する
例え、同じものが家に2つあってもそれが時短やストレスを溜めない解決策になるなら買った方がいいです。
ハサミやテープなど、使う場所ごとにあった方が便利です。
家事でも楽になるのであれば、お掃除ロボや食洗機などを取り入れるのも良いと思います。
自分が「したくない」と思っていることに気がつく
①心のコップのメモリを思い浮かべる
自分の心の中のコップを思い浮かべることで、今のメモリの量が分かります。
このコップの存在を把握しておき、今の自分は「したくないのか」どうか問いかけてみてください。
②緊張して息を止めている時はないか?チェックする
我慢をしている時や緊張している時は呼吸が浅くなったり、自然と息を止めてしまいます。
自分の体がどのような状態かチェックしてみましょう。
③感じたままに口に出してみる
ネガティブな感情でもポジティブな感情でも、どちらでもいいので声に出してみることです。
自分が思っていることを口にすることで、心の声に気が付けます。
④マイルールを書き出す
当たり前に思っていたことも、本当はしたくない事かもしれません。
書き出して、ひとつひとつと向き合ってみることで、無理に行っていたことが分かります。
実行してみる
あとは、ひとつずつ実行してみる事です。
嫌だな」って思う感情と行動を一致させることです。
ほんの小さなことをやめてみるとこで、「したいこと」が見えてきます。
「したいこと」「したくないこと」を自分自身で決められると、選択の自由が増えて心の自由度が増すんです!
まとめ
「何をしたいのか分からない」
「自分がどう感じているか分からない」…これは重症です。
日頃から我慢しすぎです!!
もうちょっと 自分の心の声を聞いてあげる と、自分の「したくないこと」が分かってきます。
「したくないこと」が分かってくると、反対の「したいこと」が見えてくる。
だからといって、したくないこと全てを手放すことは時に難しい…
だけど、当たり前に思っていたことへの考え方をちょっと視点を変えてみることで、やらなきゃいけない事と自分の心が疲れないポイントを探すことが大切だと思いました。
今まで、心の声を聞いてあげなかった人には、もっと自分自身に寄り添ってあげてほしい。
自分に寄り添ってあげられる人は、間違いなく自分自身です。
参考:石原加受子さん
「もうイヤだ!疲れた、全部投げ出したいー!心のSOSが聞こえたら読む本」
tomomi
大切なのは、自分の心が疲れているんだな~って気が付いてあげる事!